転職経験者に学ぶ!職種別転職体験談

児童指導員としての夢は、「あらゆる障害を抱える人達が集まって、スポーツを通して交流するイベントを企画すること」です。

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Tさん / 28歳 / 男性 / 大阪府
転職前:スポーツ指導員
転職後:児童指導員

転職成功

-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
・法人管理の施設管理
ご利用いただく、利用者さまへの接客と、施設の説明を行うお仕事になります。
気持ちよく施設をご利用いただくために、施設の備品説明、利用するにあたってのルールをご説明します。また障害のある方のご利用をいただくため、臨機応変にルールを変更や、備品の用意し、マニュアル通りではない接客スキルを身に着けることはできます。

・イベント企画の運用
年間スケジュールの基づいた、社外イベントを各担当者企画から実施します。
なかには車いすバスケットボールの国際大会のイベント企画などもあり、障害を抱える日本人以外の方と交流をしたりする企画も実施いたします。
また実際に企画するだけではなく、イベント当日は様々な外部関係者との連携を行うため、いろんなつながりを増やしていくことができるお仕事になります。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
私は障害を抱える方へスポーツ指導が行いたいと思い、前職へ入職いたしました。
そこでは、精神障害、知的発達障害、身体障害を抱える方へのスポーツ指導を行ってきました。
いろんな障害を抱えるかたと接している中で、発達障害者へのスポーツ指導は特に難しいと感じました。スポーツをする以前に話を聞いてもらえないこと、同じ障害でも特性は一人一人の利用者によって異なり、当時の知識と経験では満足が行く指導を行うことができませんでした。なので、知的発達障害のことを専門的に学びたいとおもい、転職を決意しました。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
社外イベント企画は特に国際大会なども開催されており、単にイベント企画するだけではなく、企画というお仕事のなかには様々な関係者の方と関わり、協力しながら仕事を進めることを学べました。
なのでイベント企画のお仕事だけは継続して続けていきたいと思える業務でした。
-転職活動はどのように行いましたか?
自分はしたい仕事である、発達障害者へのスポーツ指導を行う仕事を探しました。
ネット検索を主軸として、指導の内容を具体的に見ていき、実際に応募して施設見学を行いました。
3~4社の応募させていただき、業務内容を検討したうえで、現在の職場に決めました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
自分がしたいと考えていた「発達障害」のことに専門的に学ぶことができると感じたからです。
社内で存在している研修資料、施設見学をいったさいにはスタッフが利用者さまのことについて真剣に話をしている様子が拝見できました。
ここでなら、自分は学びたいことを学び、自分の将来の夢につなげることができると感じたため入職することを決めました。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
発達障害者への運動療育を提供するお仕事です。
配属された事業所で各利用者さまが40~50名在籍されているので、各利用者様の特性に合わせた運動プログラムを自分の考案し、提供します。
また入職1年後は人事業務を担当しております。
各事業所で働くスタッフを採用するお仕事です。自分で年間スケジュールを組み、社内に必要な人材の特徴の特定を行い、その人材を採用するための手段を選定する。
その後は実際に計画を運用しながら、実際に面接を行い、合否の判定をします。
人が会社に入職するまでの流れを一通り経験することができます。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
入職するまでには会社のスピード感が想像と違いました。
各スタッフが意思決定をして、主体的に意見を交換し、より良いものを作ろうとする社風がありました。
各スタッフの能力が高いことが面接と施設見学をしたときに判断することができておらず、自分の中では特に嬉しい誤算となりました。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
難しかったことは「発達障害」のことについて自分が無知であったため、圧倒的な勉強量に楽しくもあり、しんどかったです。
特に自分がスキルを身に着けるまで上司が付きっ切りでついてきてくれていたので、その上司が丁寧な指導をしてくれたおかげで、知識が乏しい僕でも勉強を最後まで頑張って行うことができました。
-仕事の中でやりがいを感じた部分はどこですか?
利用者さまに実際に運動プログラムを提供している中で、利用者さまの「できた!」瞬間を見れることが特に楽しかったです。
利用者さまの笑顔と保護者から感謝の言葉をいただいたときには「この仕事をやっていてよかった」、「もっと続けていきたい」と思える瞬間でした。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
僕は、自分は将来「全障害を抱える人達があつまってスポーツを通して交流するイベント企画」をしたいと考えております。
そのための「発達障害」のことについて深く学ぶことができるこの会社への入職は成功であったと考えています。
-なぜそのように感じましたか?
発達障害のことについて学ぶことができるからです。
さらに、まだ若い会社、いわゆるベンチャー企業になるので、自分たちで0→1を作っていくことが求められます。
作る過程は大変ですが、自分たちの意見や意思決定が素早く反映されていき、サービスに反映させていくことができるので、自分自身が今より少しでも成長できる環境があることが一番転職して成功したと考える理由です。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
個人的な楽しみ方として、現在は人事採用担当をしていることです。
面接していろんな方とお話することで、自分にない価値観や、趣味を知ることができます。
求職者の方の言っていた場所や、おすすめの食事場所に自分で行ってみたりできるので、
自分でリサーチするよりも、いったことがある人の意見が聞けているので安心して楽しむことができます。
また自分にない価値観を知ることで、新しい発見を毎日味わえるので、ただ面接して人を評価するだけではなく学びを得れることがおすすめです。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
転職活動をする際には、自分がしたいことも大事ですが、会社のことをきちんと理解して入職することが大事だなと思います。
理由としては、自分のしたいことが必ずしもその会社でできるわけではないと思います。
なので、会社が成長していった先に、自分がしたいことが関わっているかの将来性を見て、会社の経営方針がどのようになっているかなどを面接で聞くのではなく、自分で調べていくことが大事だと思いました。
自分で企業分析をきちんと行い、自分のしたいこと実現するために近づくことができるかどうか?を判断したうえで入職するかどうかを検討した方がよいと思いました。
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